松井秀喜の変化—内転筋がぷるぷる
「ヒデキマツイ2006」という記事を読ませてもらいました。
骨折から復帰、打撃フォームが変わったということが書かれています。
記者のことばには、
「ひざが弾力を秘めているようなカラダの配り」・・・
いろいろ新打法が分析されているようです。
この記事でおもしろかったのはマツイの思考の経過です。
「どうすれば、大地からもっと巨大なエネルギーを取り込むことができるか・・・」
地球のエネルギーが足から体幹、両手、そしてバットを通して伝えられる。
そのときいかに消費量を最小にして打撃力をあげるか・・・と考えたそうです。
八卦掌をしていると、思わずにやにやしてしまいます。
大地からのエネルギーを吸収して、いかに効率よくそれを使うか。
自然のパワーと合体して、筋力のパワーの限界を超えた打撃力を生み出す。
まさにそれですね。
八卦掌八卦気功では、馬歩という基礎訓練をします。
中腰で馬にまたがっているようにしてじっと立ちます。
一見何もしていないような地味な動作ですが、なかなか大変です。
一分!といっても生徒さんたちからは抗議の視線です。
このとき大切なのは股関節をしめ、足の指でしっかり大地を摑むこと。
自然に内転筋はぐっとしまります。
マツイの内股プルプルは、馬歩にも通じます。
しかし、ひとつ違う点があります。
マツイはスタンスを広く取って「がに股打法」。
八卦掌では膝はできるだけ内側に、内転筋をもっとしめます。
ここに他の武術にはない八卦掌の奥義があるといってもいいでしょう。
このスタンスを取り入れることができればもっと打撃力はあがる、という気がします。
「がに股」になって歩幅が大きくなると、上半身の可動域が制限されます。
八卦掌であれば、歩幅が狭まり、コンパクトに上半身が使いやすくなります。
その点、たぶんイチローのほうが八卦掌的身体の使い方に近いようですね。
またそのあたり師匠に聞いてみたいと思います。
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